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作者アーカイブ: Motohide AOKI
修士課程2年谷口紀恵さんと昨年度卒研生の萩生田絵里佳さんの研究成果を、国際シンポジウム The 23rd International Symposium on Plant Lipids (ISPL2018)で発表
修士課程2年の谷口紀恵さんと昨年度卒研生の萩生田絵里佳さんの研究成果を、7月8日ー13日の日程で開催されている国際シンポジウム The 23rd International Symposium on Plant Lipids (ISPL2018)で発表しました。【生体物質分析チーム】
Title「Lipid Profiling of a Cyanobacteria Synechocystissp. PCC6803 Exposed to Hazardous Chemicals and Pharmaceutical and Personal Care Products」
Abstract
Chemical products are a necessity for us to live comfortably.Chemical substances used are discharged into the environment through industrial and domestic wastewater, and there is concern about the adverse effects of these chemicals on the ecosystem. Then, the development of a method for quickly evaluating the ecological effects of chemical substances is required.In this study, we analyzed the effects of chemical substances contained in antibacterial agents and insecticides on the lipid profile of cyanobacteria, as an ecosystem influence evaluation model organism, by lipidomics analysis using a liquid chromatography with triple-quadrupole/linear ion trap mass spectrometry system (LC-MS/MS), and searched for biomarkers to responded chemical substances.
卒研生の森本智香さんが、プラズマ分光分析研究会2018つくばセミナーにおいて優秀ポスター発表賞を受賞
卒研生の森本智香さんが、7月5日ー6日につくば国際会議場で開催されたプラズマ分光分析研究会2018つくばセミナーにおいて優秀ポスター発表賞を受賞しました。
演題は「ICP-MSによるCd高感度分析のためのMo除去デバイスとしてのTip-in陰イオン交換モノリスの性能評価」
卒研生の原田里沙さんが、プラズマ分光分析研究会2018つくばセミナーで研究成果を発表
卒研生の原田里沙さんが、7月5日ー6日につくば国際会議場で開催されたプラズマ分光分析研究会2018つくばセミナーに参加し、研究成果の発表をしました。
演題は「多元素プロファイリングに基づく河川水質の変動解析とアミノカルボン酸系キレート剤の下水処理水マーカーとしての利用可能性の評価」
本学の分析化学の講義でも使用している教科書「機器分析(エキスパート応用化学テキストシリーズ)」の第8刷の重版決定
2015年9月に講談社から出版された「機器分析(エキスパート応用化学テキストシリーズ)」が、おかげさまで第8刷の重版となりました。本学の分析化学の講義でも使用しておりますが、現在、23の大学で教科書として採用されているとのことで、累計で6000部に達しています。執筆者一同 大変うれしく思っております。感謝申し上げます(梅村)!
2015年には朝倉書店の基礎分析化学の執筆も分担しました。こちらの教科書は、酸と塩基、酸化還元や錯形成反応などの化学平衡に関する基礎的な内容も網羅しています。
また、2017年にはクリスチャン分析化学の第7版の翻訳を分担しました。この翻訳には熊田先生、青木先生、そしてうちの学生さんにもお手伝いいただきました!この教科書は二冊で構成されており、演習問題が豊富で自学自習に向いています。
さらに2018年は、助手の時代にお世話になった先生からお誘いを受け、裳華房の分析化学の執筆に携わりました。近日出版される予定です。
これらの書籍についてもご覧いただけたら幸いです。
修士課程1年の今崎龍之介さんが、第60回日本脂質生化学会で研究成果を発表しました
修士課程1年の今崎龍之介さんが、5月31日ー6月1日に八王子で開催された第60回日本脂質生化学会に参加し、「ナノワイヤを利用した糖脂質のマトリックスフリーレーザー脱離 イオン化質量分析 」との演題で研究成果の発表をしました。【生体物質分析チーム】
発表概要
マトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析法において、低分子量の生体物質の分析は、マトリックス由来のイオンによる妨害により解析が難しい。本研究では、ナノ構造体の光エネルギー吸収を利用した、マトリックスフリーでの糖脂質の表面支援レーザー脱離イオン化質量分析技術の開発に取り組んだ。その結果、酸化亜鉛ナノワイヤ基板上で糖脂質をイオン化し質量スペクトルを取得することに成功した。
修士課程2年の谷口紀恵さん他の研究成果を、第60回日本脂質生化学会で発表しました
修士課程2年の谷口紀恵さんと昨年度卒研生の萩生田絵里佳さんの研究成果を、5月31日ー6月1日に八王子で開催された第60回日本脂質生化学会で発表しました。演題は「化学物質の生態系影響評価のためのシアノバクテリア脂質 バイオマーカーの探索」。【生体物質分析チーム】
発表概要
環境中に排出された化学物質が生態系に及ぼす影響を迅速に評価するための方法の 開発が求められている。本研究では、人為起源の化学物質が生態系影響評価モデル生物 であるシアノバクテリアの脂質組成に及ぼす影響をLC-MS/MS を用いて一斉分析する 条件を検討して、化学物質に応答する脂質バイオマーカーを探索できるかを検証した。
新メンバーの歓迎会を行いました
4月27日、生命分析化学研究室の新メンバーの歓迎会を行いました。
生命分析化学研究室では、4月から新たに14人の新メンバーを迎えました。
みなさん共に研究生活に励んでいきましょう!!
研究室に新メンバーが加わりました
新年度が始まりました。
生命分析化学研究室にも、やる気に満ち溢れたフレッシュな卒業研究メンバーが14名加わりました!!
生命エネルギー工学研究室との共同研究の成果が英国オンライン科学誌「Nature Communications」に掲載されました
■概要■
東京薬科大学生命科学部の廣瀬篤弥大学院生(博士後期課程 1 年)、笠井拓哉大学院生(博士後期課程 3 年)、青木元秀助教、梅村知也教授、渡邉一哉教授、高妻篤史助教の研究グルー プは、微生物が電気(電子のエネルギー)を感知するメカニズムを解明しました。 微生物のなかには、電極と電子の授受を行い、その際に生じる電気的なエネルギーを利用 して増殖できるもの(電気活性微生物)がいます。電気活性微生物はバイオマス発電や有用物 質生産等の様々な有用プロセスへの利用が期待されていますが、その電気的な活性の元とな る代謝を制御することが難しいという課題があります。今回の研究では、電気活性微生物の 一種、シュワネラが電極の電位(電極内の電子が持つエネルギー)に応じて細胞内の代謝経路 を変化させていることを発見しました。さらにシュワネラの遺伝子発現が電極の電位に応じ て変動することを明らかにし、その制御を担う分子メカニズムを解明しました。以上の成果 は、電極を用いて微生物の遺伝子発現を制御し、有用な代謝を促進する技術の開発につなが ると期待されます。
本研究成果は、2018 年 3 月 14 日付けで英国オンライン科学誌「Nature Communications」に 掲載されました。
■発表雑誌■
雑誌名:Nature Communications 論文名:Electrochemically active bacteria sense electrode potentials for regulating catabolic pathways 著者名:廣瀬 篤弥、笠井 拓哉、青木 元秀、梅村 知也、渡邉 一哉、高妻 篤史 掲載日:日本時間3月14日19時/標準時間3月14日10時