生命分析化学研究室の熊田グループでは、次の研究テーマに取り組んでいます。
研究テーマ：代謝産物・バイオマーカー化合物の探索と分析法の構築を通して，生体内や環境（生態系）の機能を明らかにする
現在進行中の研究
- メタボローム（低分子有機酸・アミノ酸）の分析技術の高度化を通した未病診断手法の開発
- 標識アミノ酸の分析によるヒトのタンパク質必要量に関わる栄養学的評価研究（農大と共同研究）
- 膜脂質ステロール類・脂肪酸類の分析による土壌中微生物バイオマスの炭素収支の評価
- 北極圏土壌における微生物バイオマーカーと燃焼生成炭素粒子の分析を通した気候変動解析（国立環境研と共同研究）
News & Topics
- 第16回環境教育講演会（シンポジウム） 未来をつくる環境＆化学教育 ～実践的／探究的環境化学教育の推進に向けて～ で講演しました
日本化学会の環境・安全推進委員会主催の環境・化学教育に関するシンポジウムにて講演をしました。講演内容は，「日本 … 続きを読む - 分子レベルの変動から生命活動の状態を診断する
生物体内で機能するある種の物質群を総体的に捉えることで、生命現象を理解しようとする手法をomicsといいます。 … 続きを読む - 北極圏土壌の分析を通して、気候変動のメカニズムに迫る
温暖化の進行により、陸域面積の 1/4 を占める永久凍土の融解が進むと大量の温室効果ガスが … 続きを読む