メッセージ
分析化学は物質の種類を分子レベルで区別して正確に量を測定する技術を追求する学問で、生命科学、医学、薬学あらゆる分野の根底を支える学問です。分析化学の発展は病気の早期診断やメカニズムの解明、さらには環境汚染の解決に貢献します。観察し推理する力を養うこと、アイデアを具現化して新しい道具や方法を編み出すこと、それらを駆使して挑戦することに興味のある学生の皆さん、是非いっしょに分析化学を極めましょう。
過去〜現在までの研究テーマ
- 代謝産物・バイオマーカー化合物の分析技術の開発
- 代謝産物・バイオマーカー化合物の精密分析による未病診断・代謝栄養学・生態学的物質循環に関する研究
- 環境・生体中バイオマーカー化合物の化合物レベル炭素同位体比計測による生態系機能解析
- 燃焼生成分子(多環芳香族炭化水素,ブラックカーボン)の化学的キャラクタリゼーションによる環境変動解析
- 人為起源化学物質の分析技術の開発と環境汚染解析のためのマーカー物質の探索
略歴
- 2014 : 東京薬科大学講師
- 2007:東京薬科大学助教
- 2003:Stockholm大学客員研究員
- 1999:東京薬科大学助手
- 1998:学振特別研究員 (PD)
- 1998:東京農工大学大学院連合農学研究科(博士後期課程)修了
研究者データベースの情報