最近、校舎内で立ち止まって壁を見つめている方がいる……と思っていたら、
どうやらヤモリの赤ちゃんの写真を撮影されていたようです。
夜になると出現率が高くなるようで、今日、私も小さなヤモリちゃんに出会うことができました。
大きな目に、小さな体。
そして、ジャンケンしたくなる5本指のかわいいおてて。
どこからどうみてもヤモリです。

ところで、「ヤモリ」と名前も姿もどことなく似た動物に、「イモリ」がいます。
この2種類の動物、実は「再生能力」という点では大きな違いがあります。
ヤモリは、危険を感じると尻尾を自切し、
時間をかけてしい尻尾を再生することができます。
ですが、脚を失ってしまうと、再生することはできません。
一方、イモリは脚を失っても、傷口に「再生芽(blastema)」と呼ばれる細胞の集まりをつくり、
骨、筋肉、神経などを含む複雑な構造を再びつくり上げることができます。
なぜイモリは脚を再生できて、ヤモリはできないのでしょうか。
小さなヤモリちゃんを眺めながら、再生の不思議を考えた夏の夜でした。
