再生医科学研究室では、主に3つの研究分野を柱として研究を展開しています。
1. 臓器機能の解明・臓器創生技術の開発研究 (山口教授、及川助教)
私たちヒトを含む動物のからだの構造はよく似ていますが、その形態や機能には少しずつ差があることがわかってきています。しかし、なぜ臓器が種固有の機能を獲得できるのか、そのメカニズムはほとんどわかっていません。私たちは、種に応じた臓器成長を解明することにより、高度な生理機能を持つヒトiPS細胞由来臓器の作製技術への貢献を目指しています。
さらに、培養シャーレの中でiPS細胞由来の臓器を作ることが未だ難しいことから、動物の発生環境と発生工学技術を利用した臓器作製技術の開発を進めています。体内環境におけるiPS細胞由来の臓器創生過程、異種環境における臓器の成り立ちを明らかにすることにより、将来的にはオール体外環境での臓器作製を実現することを目標としています。
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2. 精神疾患研究 (福田講師)
精神疾患は3歳頃までに診断される自閉症や「大人の発達障害」を含む疾患として大きな社会問題となっています。私たちは社会性や環境への適応などの脳機能の成り立ちを明らかにすることで「こころ」を理解できると考えています。精神疾患の発症機構を分子レベルで明らかにし、その応用による治療に向けた新たな概念の提唱を目指しています。
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3. オルガネラ-オルガノイド創薬研究(長島講師)
ミトコンドリアは細胞のエネルギー産生を担っているため、その異常は糖尿病、老化、ガン、精神疾患といったさまざまな疾患に関与することが明らかになっています。私たちはミトコンドリアに注目し、ミトコンドリアの異常による病態の分子メカニズムの解明を目指しています。さらに、解明されたメカニズムを基にした創薬研究を目指しています。
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