ご挨拶

第6回メタロミクス研究フォーラム閉会のお知らせとお礼

第6回メタロミクス研究フォーラムは、皆様のご支援とご協力を得て、秋晴れの中、200名を超える参加者(80名の本学大学院生の聴講を含む)を迎え、盛況のうちに終了することができました。改めまして、ご参加いただきました皆様、企画・運営に携わっていただきました実行委員の先生方、カタログ・機器展示等でご支援いただきました企業の皆様、奨励賞を授与いただいた学協会の皆様、そして献身的にサポートいただきました事務局の皆様、さらにはボランティアでご活躍いただいた東工大沖野研、東薬大梅村研の学生諸君に心より感謝申し上げます。


今回のフォーラムでは50件に及ぶ演題を頂戴することができました。プラズマ分光分析研究会との共催ということで研究内容が多岐にわたっており、普段のフォーラムとは少し異なり戸惑われた方もいらっしゃったかと思いますが、質の高い研究発表と質疑応答がなされたと感じております。なかでも4件の基調講演と5件の特別講演、また12名の先生方から講演協力をいただく充実した環境の中、次代を担う29名の若手から11件の口頭発表と18件のポスター発表を頂戴して盛り上げていただきました。日頃の学生さんの努力が、そして指導される先生方の意欲が伝わってくる迫力あるプレゼンに感銘を受けられた方も多かったと推察いたします。
今回、受賞された皆さんに心から敬意を表しお祝い申し上げます。一方、今回は次点に泣いた学生さんも、評価は本当に紙一重であったことを申し添えさせていただきます。来年の第7回メタロミクス研究フォーラムは東京大学の平田岳史先生の下、来年11月に開催するべく準備が始まっております。是非とも次回のフォーラムで賞の獲得を目指していただけることを期待しております。
最後になりますが皆様方の益々のご健康とご活躍をお祈り申し上げ、お礼の挨拶とさせていただきます。

平成30年11月5日

第6回メタロミクス研究フォーラム実行委員長
梅村 知也


開催のご挨拶

この度、2018(平成30)年11月1日(木)~11月2日(金)の日程で、東京薬科大学(八王子)において、第6回目のメタロミクス研究フォーラムを、プラズマ分光分析研究会の104回目の講演会との共催という形で開催させて頂くこととなりました。

6回目を迎える本フォーラムでは、これまでメタロミクス研究フォーラムを支えてこられた医学・薬学分野の先生方に加え、プラズマ分光分析研究会の協力を得て、分析機器開発を先導してこられた理学・工学分野の先生方、また、分析機器メーカーの技術者、研究者の方々の講演が強化されており、基礎から応用にわたる多種多様な講演を通して、新たな研究のアイデアが生まれることが強く期待されます。

本フォーラムは、例年通り、一般講演(口頭・ポスター)と招待講演、および特別講演で構成されます。異分野との交流や学際的な研究の重要性は誰もが認めるところであり、本フォーラムにおいてもMetalに限定されることなく広く演題を募集したいと思っております。
なお、口頭発表のプログラムは、研究領域ごとに細分化せず、一会場のみで行い、多様な領域の研究者による活発な議論を促したいと考えております。専門分野の垣根を越えてディスカッションすることにより、研究の新しい視点、新たなアイデアが生まれることを期待しております。

さらに、本フォーラムでは、次代を担う若手研究者をエンカレッジするために、英国王立化学会をはじめとする協賛学会からご協力いただき、若手を対象とした優秀講演賞、優秀ポスター賞の授与を企画しております。企業等で活躍する若手の方も対象としております。学術・産業界の次代を担う若手研究者の多数の発表申し込みを期待しております。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

第6回メタロミクス研究フォーラム
実行委員長 梅村 知也