私たちは食物由来の化粧品を
直接肌に塗布することによる効果を検証します。
化粧品の多くは食物から抽出した成分が含まれていますが
LUSHというお店では
食物を料理するかのようにそのまま混ぜたり、煮たりして
洗顔料やパックなどの化粧品を作っています。
化粧品について調べていく中で
LUSHのように食物をそのまま使用して化粧品を作ることに興味を持ったので
自分たちで材料などを調べ、作ってみることにしました。
私たちは、洗い流すパックを作り、米ぬかの効果の検証することにしました。
比較対象として米ぬかの代わりに小麦粉を使用したものも作りました。
材料
白米ぬか(パック1)
小麦粉(パック2)
ヨーグルト(基剤)
蜂蜜
粉末緑茶
検証方法
左右の二の腕に毎日12分間パックし洗い流します。
週1回ゼミの時間に水分、油分、弾力を計測、記録します。
脂質、タンパク質、アミノ酸などの栄養素および
ビタミンB群、ビタミンE、鉄分が豊富
そのほかにも、イノシトール6リン酸、フェルラ酸も含まれているそうです。
効果は
保湿効果、美容・美肌効果が見られるようです。
また、イノシトール6リン酸、フェルラ酸には抗がん作用も見られるようです。
斉藤の結果
小林の結果
佐藤の結果
加園の結果
鈴木の結果
@小麦粉(左腕)
・弾力においては、米糠よりもはるかに大きな増加がみられた。
・油分においては一人も増加が見られなかった。
・水分においてはまとまった結果が見られなかった。
A米糠(右腕)
・各実験回で、弾力は低下や増加が見られたが、最初と最後を比べると全員増加が見られた。
・油分においては男子においては、結果がでなかったが、女子においては、わずかながら増加がみられた。
・水分においては、女子は3人とも増加がみられたが、男子はまとまった結果が見られなかった。
まとめ
結果的に、最も効果があったのは小麦粉による弾力の増加であった。