エコプロ展に環境応用植物学研究室が出展

 

環境応答植物学研究室では、2016年12月に東京ビックサイトで開催され たエコプロ2016〜環境とエネルギーの未来展に出展し、微細藻類の光合成を中心とした研究の紹介を行いました。2015年の生命エネルギー工学研究室の初出展に引き続く出展となります。展示物としては、植物や藻類から抽出した油、藻類を乾燥させた粉、植物(大豆・ゴマ)から油を搾りとるデモ ンストレーション用器具、藻類から抽出した油が燃焼する様子を映した映像、 当研究室の行っている研究を紹介するパネルなどで説明しました。

 

研究室の学生3名が交替で説明員を務め、来場者への対応を行いました。今回も小学生〜高校生を中心に幅広い年齢層の方々が多く来場し、プレゼンテーション コーナーで学生が準備したパンフレットを配布し、出展ブースにおける展示物や研究室の研究活動に関する紹介を行いました。その中で、地球環境、温暖化、CO2問題を説明し、また、藻類の将来性、光合成がほとんど全ての生物のエネルギー源であり炭素源であることや、石油も石炭も太古の光合成 産物が蓄積されたものに由来することなどを説明。展示には、小学生や中高生、企業の関係者、主婦など多様な見学者が訪れて、学生にも貴重な経験と刺激になったことでしょう。

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学内樹木によるCO2固定量の見積り -教育実践と実測報告-

 

毎年5月から7月に樹木の胸高直径を測定し、樹木の二酸化炭素固定量を算 出しています。この計測は、応用生命科学科(旧・環境生命科学科)における学科別実習で実施しているものです。

 

年によって変動はありますが、樹木の生長により、毎年平均おおよそ 230[t-CO2]が固定されていることがわかります。10年以上の継続的な観察 の間には、アカマツ4本のうち3本が小型の線虫が引き起こす「松枯れ」のために枯死しています。また、最初にあった木の約6分の1が、周囲の木の生長により十分に日光を受けられなくなり、枯死しました。それでも、残された木が生長し、キャンパス内の樹木を合わせると大量の二酸化炭素を吸収しています。(東京薬科大学サステナビリティ報告書2016より)