7月30日(日)に本学の研究4号館実習室にて、高校生を対象とする「生命科学への誘い」が開催されました。今回の実習内容は、がん細胞の観察とゲノムDNAの抽出です。がんはゲノムDNAの異常によって生じる、本邦において死亡原因第1位の病気です。腫瘍医科学研究室では血液のがんについて日々研究を行っており、その一部分を垣間見てもらいました。

実習を始める前に「ゲノムDNAとがん」について話しましたが、がん発生のきっかけがゲノムの異常であること、更にはこのゲノムの異常によるがん発生機序に基づいて創薬の研究が行われているという説明に、高校生の皆さんは頷きながら聞き入ってくれました。実習ではがん細胞がどのような形態をしているのかについて、細胞質と核を染色したがん細胞の標本をスケッチしながら観察してもらい、その後ティーチングアシスタント(TA)がマイクロピペットの使い方を伝えながら、ゲノムDNAの抽出を行ってもらいました。

今回の「生命科学への誘い」の開催にあたり、ご参加くださった38名の高校生とご家族の皆様、そして実習を準備していただいたTAさんやその他関係者の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。(担当:腫瘍医科学研究室 鍵山)