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月別アーカイブ: 7月 2017

学部4年(昨年度)の奥田彩也夏さんが行った研究がPLoS ONEにアクセプトされました。

学部4年(昨年度)の奥田彩也夏さんが行った研究がPLoS ONEにアクセプトされました。【生体物質分析チーム】

研究の内容は以下の通りです。

本研究では、神経幹細胞へと分化誘導したiPS細胞に、化学物質(重金属イオンや酸化剤など)を暴露し、mRNAや非翻訳RNA(ncRNA)に注目して、その発現量の変化を詳細に調査した。その結果、化学ストレスに鋭敏に応答する長鎖のncRNA (lncRNA)をいくつか発見し、それらを生体影響評価のための新規バイオマーカーとして利用できる可能性を示した。さらに、これらのlncRNAが、その染色体上の近傍遺伝子の発現に深く関与していることを実験的に示した。

H. Tani, S. Okuda, K. Nakamura, M. Aoki, T. Umemura, Short-lived long non-coding RNAs as surrogate indicators for chemical exposure and LINC00152 and MALAT1 modulate their neighboring genes, PLoS One 12(7): e0181628 (2017)

https://doi.org/10.1371/journal.pone.0181628

学部4年生の田部あかねさんが、プラズマ分光分析研究会 2017つくばセミナーにおいて優秀発表賞を受賞しました。

学部4年生の田部あかねさんが、プラズマ分光分析研究会 2017つくばセミナーにおいて優秀発表賞を受賞しました。

講演題目「多摩川上流域における多元素プロファイリングおよび有機配位子分析に基づく人為汚染の影響解析」

田部あかね,永田鈴佳,青木元秀,熊田英峰 ,梅村知也,藤森英治

プラズマ分光分析研究会 2017つくばセミナー, 2017/7/6, つくばイノベーションプラザ

 

受賞の喜び

「まだ研究を始めて間もないですが、学会に参加させてくださり、また、このような賞を頂けて光栄の至りです。この経験を糧に、更に研究に邁進していく所存です。発表にあたりご指導賜りました梅村先生、熊田先生、藤森様にこの場をお借りして、心から御礼申し上げます。」