環境応用植物学研究室の教授に就任した藤原祥子先生にインタビューしました。

 

Q:先生はどんな子どもだったんですか?

高校卒業までしまなみの美しいタオルと造船の町愛媛県今治市の公立の学校で、のんびりと、のびのびと過ごしました。小さい頃からこっそりベッドで徹夜して本を読むのが大好きで、ファーブル昆虫記やシュバイツァー、キュリー夫人の伝記なども読んで憧れていました。真面目でおとなしい振りをして実は人を笑わせたりびっくりさせるのが大好きで、中学生の頃は自由研究のことで頭がいっぱい過ぎて夏休みの宿題など間に合ったことがないというのんびり屋さんでした。高校はラッキーなことに野球の強い学校で、応援団として甲子園にも通い夏に燃え尽きました。今もこう見えて熱く皆を応援し続ける応援団気質なところが抜けないのは、そのせいかもしれません。

 

Q:先生はどうして、研究者になろうと思われたのですか?

子どもの頃から学校の先生に憧れていて、研究室に入るまでは、ファーブルみたいなクレイジーな、中学の先生になりたいと思っていました。大学では、田舎者であまり友達もおらず、成績も低空飛行で自信のない私だったのですが、研究室に入るとなぜだかいきなり人気者になりました。皆が藤原さんに聞こうと言って来てくれるようになったのです。それで楽しくなった私は、大学院に進み、研究者になりたいと思うようになりました。

 

Q:先生のご研究について教えてください。

光合成微生物によるCO2固定の研究を行っています。光合成生物は、光エネルギーを食糧に変え我々全生物のいのちを支えています。そのなかでも活発に増殖する微生物を使って、CO2問題に立ち向かい、デンプン・油などの食糧・燃料を作る研究、石灰として封じ込める研究を行っています。とても重要で地球規模の、夢のある研究と思っています。

 

Q:ご趣味はなんですか?

趣味は特になく、学校で皆とのんびりすることくらいなのですが、ダンス部BROS!!の顧問をしています。顧問というより大ファンで、薬祭の時などはこっそり通って皆から溢れるパワーを分けてもらっています。あと、テレビドラマもよく見ています。最近ではバイプレイヤーズが面白かったです。最終回ではなぜか泣いてしまいました。おかしいですね。いつまでも若いバイプレイヤーズ達の熱さに泣かされてしまったようです。

 

Q:東京薬科大学・生命科学部の学生と本学部に入学を考えている高校生に一言お願いします。

生命科学部の皆さんへは、低学年では広—くアンテナを広げ面白いことを見つけてほしい、卒研・大学院では(今思い返してみてもこんな自由な黄金の日々はないです)考え実験することの楽しさに心行くまで浸ってほしいと思います。

高校生の皆さんへは、研究したい人にはこの大学はうってつけと思います。研究の楽しさを知り、実践力を身につけることができると思います。興味ある方はぜひ遊びに来てみて下さい。

 

Q+α:1年生の応用生命科学ゼミナールでは何をしますか?

英語とPBL(問題解決型授業)の両方をやります。英語は、どの研究室に配属になっても重要な「組換えDNA技術」について総説を読んだり、TEDという英語によるバイオのプレゼン名場面集を見たりします。そしてうちのゼミの特徴としては、大きい声で読飛ばすこと(Crazy English)を心がけています。声に出すうち好きになる、好きになる英語、研究で使える英語を目指しています。

PBLでは、自分たちの好きなこと、興味のあることを何でもいいので調べてきてもらい、皆の前でパワーポイントでプレゼン、議論をします。

その他、皆のやりたいことは何でもやります。これまでには、組換え食品(豆腐)の遺伝子鑑定や顕微鏡、走査型電子顕微鏡を使った実験をやったり、夏みかんを取りに行ってマーマレードを作ったり、科学博物館にプラネタリウムを見に行ったり、多摩動物園に散策に行ったりしたことがあります。

それと、今年は研究室創設以来の同窓生が集まる同窓会が10月にあります。丸君が幹事をしてくれます。私や研究室の佐藤先生がアドバイザーになった人はぜひ出てほしいな、と思っています。いろいろ型破りな(?)先輩と友達になれますよ。

元気いっぱいなゼミ生の皆と会えることを楽しみにしています。

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